COLOR

山の圧倒的な美しさに魅了されて以来、読書と映画、料理が好きなインドア派の私がハイクを楽しむようになりました。初心者、いや入門コースからですが、たくさんの山や自然に出会いたい。ハイクや日々の出来事を切り取り綴ります。

天下の秀峰 金時山のマスコットに癒されて

f:id:spring2018:20181117122056j:plain

日本三百名山のひとつである箱根外輪山の最高峰の金時山箱根山の北西部に位置し、山頂からの展望が素晴しく、また初心者向けコースのためとても人気のある山。金太郎伝説ゆかりの地としても知られています。空の高い位置にうっすら秋雲がたなびく清清しい朝、金時山に登りました。

金時山 標高1,212m 歩行距離4.1m 標高差538m 累積標高上り/下り 538m/540m 仙石原の金時登山口から矢倉沢峠~のコース 登山日2018年11月16日

金時山登山口から登ります。登山初心者の私、いつもはロープウェイやゴンドラで山頂または山復までアプローチし、そこから山歩きを楽しむコースを選んでいました。標高差500m以上を登り切るのは初めてです。このコースは一番緩やかで尾根歩きも楽しめますが、それでも結構つらくて何度も呼吸を整えながら登りました。展望のない地味な山道を進むと、うぐいす茶屋が現れ(この日は営業していませんでした)少し進むと展望が開けます。

f:id:spring2018:20181117133311j:plain

明神が岳、明神ヶ丘からの縦走路を合わせた矢倉沢峠。大きな墳石で一休み。大涌谷からは煙がたなびいているのが見えます。美しい眺望に一気にテンションが上がります。最近買ったトレッキングポールを持ちパチリと1枚!

長尾山方面

f:id:spring2018:20181117135901j:plain

矢倉沢峠から比較的なだらかな稜線を進んでいきます。振り返ると、明神ヶ岳から明星ヶ岳へ通じる縦走路が。美しすぎる! 

f:id:spring2018:20181117135834j:plain

公示神社分岐を越えると徐々に傾斜がきつくなり、ロープを持ちよじ登る岩場もあったりで、どうにか山頂まで進みます。

f:id:spring2018:20181117172848j:plain

天下の秀峰、金時山登頂!あー、富士山が美しい!です。

f:id:spring2018:20181117141908j:plain

f:id:spring2018:20181117142419j:plain

西方向に富士山、南方向には仙石原と芦ノ湖、東方向には丹沢、房総、三浦半島、パノラマの絶景!

f:id:spring2018:20181117142844j:plain

山頂には二つの茶屋がありますが、(1つは休業中)そこで飼われているのでしょうか?にゃんと可愛いにゃんこ達が、眺望一番の岩の上で日向ぼっこしていました。登山者の皆さんのマスコットに。人馴れしていて、すごくかわいい!

f:id:spring2018:20181117143023j:plain

f:id:spring2018:20181117144320j:plain

山頂はさほど広くはありませんが、眺めの良い場所で皆さんお昼をとられていました。私たちもお湯を沸かして、カップラーメンを食べて(山だととても美味しく感じます)、至福の時間を過ごします。空気が澄み渡る秋晴れの中、山の頂の高い位置から眺める富士山は、裾野に延びる長い稜線まではっきりと見えてとても美しいです。富士の山復をたなびく雲が風に乗ってゆっくりと動く姿を目で追いながら、淹れたてのドリップコーヒーを飲みのんびり過ごしました。体力・脚力不足の私には初心者向け登山でも、ものすごくつらい場所が多々ありますが、山頂へ到着した時の達成感は心に残り、下山するとまた山に行きたくなってしまいます。美しい山々にこれからも会いに行こう。次回は美味しい山ごはんも作りたい!

 

金時山COLOR---Mt.Fuji山頂まで拝むことができたので感謝の気持ちを込めて、積雪のwhite!